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オリンパスのデジカメCAMEDIA C-2 Zoomを発売日の3/21/02に購入した。撮影した画像、使い勝手、問題点などを順次レビューしていく。
C-2 Zoomのスペック
各部の名称

1.アルカリ乾電池使用時のトラブル
2.上記トラブルについてオリンパスの回答
3.曇天時の撮影画像
4.使用感
5.印画紙へのプリント

OLYMPUS CAMEDIA C-2Zoomの主な仕様
カメラ部有効画素数 200万画素
記録方式 デジタル記録JPEG(DCF: Design rule for Camera File system)
DPOF対応
記録媒体 3V(3.3V)スマートメディア(4MB、8MB、16MB、32MB、64MB、128MB)
記録コマ数:静止画
(同梱16MBカード使用時)
約11枚: SHQ  1,600×1,200ピクセル
約33枚: HQ 1,600×1,200ピクセル
約58枚: SQ1 1,024×768ピクセル
約99枚: SQ2  640×480ピクセル
フォーマット方式 JPEG(DCF準拠)
動画:Quick Time Motion JPEG準拠
撮像素子 1/3.2型(インチ)原色CCD固体撮像素子、211万画素(総画素数)
ホワイトバランス フルオートTTL / プリセット(晴天、曇天、電球、蛍光灯)
レンズ オリンパスレンズ5.0mm〜15.0mm(35mmフィルム換算38〜114mm相当)
F2.8〜F4.9 7群8枚(非球面レンズ2面を含む)
デジタルズームモード 1.0〜2.5倍
(SQ2モード時のみ1.0〜5.0倍可能)
測光方式 撮像素子によるデジタルESP測光、スポット測光
露出制御方式 プログラム自動露出、マニュアル露出補正(±2EV、1/2EVステップ毎)
シャッター 1/2〜1/1000秒(メカニカルシャッター併用)
簡易動画モード 1/30〜1/10,000秒
フォーカス TTL方式オートフォーカス(コントラスト検出方式)
焦点調節範囲:0.2m〜∞
撮影範囲 <通常モード>0.5m〜∞
<マクロモード>0.2〜0.5m
連写 約1.1コマ/秒・5枚以上(HQモード時) 全画質モードで連写可能
撮影感度 オート(ISO80〜160)
ファインダー 光学実像式ファインダー(オートフォーカスマーク)、液晶モニター
液晶モニター 1.5型(インチ) TFTカラー液晶(低温ポリシリコン)
モニター画素数:114,000画素、輝度調節機能
フラッシュモード オート発光(低輝度時自動発光、逆光時自動発光)、赤目軽減発光、発光禁止、強制発光、夜景発光(スローシンクロ先幕効果)、夜景赤目軽減発光(スローシンクロ赤目先幕効果)
フラッシュ撮影範囲 0.2〜4.0m(W) 0.2〜2.5m(T)
フラッシュ充電時間 約9秒以下(常温時、同梱の新品電池使用)
動画録画時間
(8MB以上使用時/音声なし)
1回の最長記録時間
HQモード:320×240で最大約15秒、15コマ/秒
SQモード:160×120で最大約60秒、15コマ/秒
ファンクションカード機能 パノラマ撮影
ファンクション撮影 合成ツーショット撮影, セルフポートレート
静止画編集 リサイズ、モノクロ画像作成、セピア画像作成
動画編集 インデックス画像作成
DPOF予約 1コマ予約、全コマ予約、日時・時刻挿入設定、枚数設定
セルフタイマー 作動時間約12秒
設定クリア オン、オフ
外部コネクター DC入力端子、USB接続端子(USBストレージクラス対応)、ビデオ端子
日付・時刻、
自動カレンダー機能
画像データに同時記録
2099年まで自動修正
電源 リチウム電池パックLB-01(CR-V3)1本、または、単3ニッケル水素電池、単3ニッカド電池、単3アルカリ電池2本
※マンガン電池は使用できません。
カレンダー用電源 内蔵キャパシタによるバックアップ
使用環境 温度:0〜40℃(動作時)/-20〜60℃(保存時)
湿度:30〜90%(動作時)/10〜90%(保存時)
大きさ(mm) 112(W)×62(H)×35(D)mm(突起部含まず)
質量(g) 175g (電池/カード別)
同梱品 16MBスマートメディア、USBケーブル、ビデオケーブル、アルカリ電池2個、ストラップ、CD-ROM(キャメディアインフォメーションディスク)

アルカリ乾電池使用時のトラブル (3/25/02)

 購入時に付属していたアルカリ乾電池で2日間(約40枚)撮影した時点で以下のトラブル発生。

症状:
液晶モニタを点灯したままシャッターを押そうとしたところ、ファインダ横の緑とオレンジのランプが数回同時に点滅した後シャットダウンした。電源を入れ直し、同様の操作をしたが同じ。モニタを消した状態での撮影は可能。また、撮影画像、ムービーの再生など他の機能も正常。マクロ撮影はモニタが自動点灯して撮影を行う仕様になっているので、当然使用不可。マニュアルにはこのような症状の記載はない。オリンパスのHPのサポートを見てもやはり記載はなかった。

対策:
他の数回使用したアルカリ乾電池使用時は上と同じ症状が出た。新品のアルカリ乾電池を入れると液晶モニタを点灯しての撮影が可能となった。従って、電池残量が新品に近い場合のみ液晶モニタを点灯しての撮影ができるようだ。

販売店に持ち込んで事情を説明。バッテリーチェッカーで最初の乾電池の残量を調べたところ十分にある。次に、残量の少ないニッケル水素電池(充電池)を入れたところ正常に作動した。店員の説明によるとアルカリ乾電池は放電量が充電池より小さいのでこのようなトラブルは良くあるらしい。デジカメによってはアルカリ乾電池で3、4枚撮影しただけで動かなくなる機種もあるとのこと。やむを得ずニッケル水素電池と急速充電器を購入。それ以後は正常に作動している。

マニュアルには確かに充電池の使用を推奨している。しかし、アルカリ乾電池使用時に動作不良が起こるとの記載はない。C-2 Zoomの宣伝文句には電池使用効率の改善と種々の電池に対応している点を謳っているだけに、このトラブルは納得できない。

上記トラブルについてオリンパスの回答 (3/29/02)

 上記のトラブルについてオリンパスのサポートへクレームのメールを送った。その回答が来たので以下に抜粋して示そう。

アルカリ電池は、電圧が右下がりに現象する特性がございます。デジタルカメラは大電流を必要としますので、一定の負荷がかからなくなると、ご指摘の現象が起きる可能性はございます。
電池切れの状態(緑とオレンジのランプが点滅)になった場合は新品の電池と交換して頂けますようお願い申し上げます。
アルカリ電池は製造年月日、メーカー、製造ロット、温度によるバラツキから、大電流を取り出せないものもございます。
ご参考までとなりますが、以下に弊社推奨のアルカリ電池をご案内させて頂きます。
・SANYO ネオアルカリ
・Panasonic LR6G (金のパナソニック電池)
尚、電圧につきましては、実際にカメラにセットして動作をさせたときの電源電圧(容量)と電池単体(開放電圧)を測った場合では異なります。
電池に負荷がかかった状態ではございませんので、この電圧では判断ができませんのでご理解頂けますと幸いです。
液晶モニタ使用時は、電池の消耗が激しくなりますので、御了承下さい。
尚、ご指摘の症状が、C-2ZOOM個体の問題かどうかメールの内容では判断出来かねますので、一度パパール様のC-2ZOOMを弊社にて確認させて頂きたく存じます。
大変お手数ではございますが、お客様お持ちのC-2ZOOM、保証書、電池を以下宛先まで着払いにてご送付頂けませんでしょうか?確認させて頂きましてから、対応について検討させて頂きます。
 尚、撮影時の状況、(液晶モニタの、ストロボの有無、カメラの設定等)の詳細を併せてご連絡頂きたく存じます。
但し、出来るだけ早急に対応させて頂きますが、確認や手配等により、しばらくお時間を頂く場合がありますので、予めご了承ください。

 このメールを読むと苦し紛れの回答という感は否めない。(サポートのレスポンスは良く、2度メールを送ったが必ず翌日には返事が来た。この点は評価できるだろう。)
・製品付属のアルカリ電池は回答にある「金のパナソニック電池」を使用していた。
・「電池切れの状態」とあるが、C-2 Zoomの電池残量計では充分ある表示になっていたし、トラブル発生後もモニタを消していれば数十枚撮影できた。
などの矛盾点はあるが、結局現品を見なければメーカーとしてもわからないのだろう。

 ただ現実問題、メーカーに送って数週間使えなくなるのでは今買った意味がない。この時期カメラを使いたいから発売開始日に購入したわけだ。充電池では今のところトラブルはないし、このまま使って様子を見ることにした。

曇天時の撮影画像 (3/29/02)

 曇りの日に風景を撮ると画面がかなり暗い場合がある。なお、画像はHQ(ハイクォリティ)モード1600×1200で撮影後640×480にリサイズした(レタッチ無し)。シャッタースピード、絞りなどの値は撮影後、Exifファイルで確認して参考までに記載した。(C-2 Zoomは自動露出なので、シャッタースピードや絞りをマニュアル設定することは出来ない)

ノーマルの設定(測光 ESP;ホワイトバランス オート)
シャッタースピード 1/160秒;絞りF13.0;ISO 80;焦点距離 92mm

ホワイトバランスを曇天に設定
シャッタースピード 1/640秒;絞りF4.8;ISO 80;焦点距離 92mm

露出を+1.0に補正(他の設定はノーマル)
シャッタースピード 1/400秒;絞りF4.8;ISO 80;焦点距離 92mm

 ノーマル設定での画面は明らかに暗い。空の明るい部分を測光して絞りすぎたのだろうか、カメラにあまり詳しくないので、原因はよくわからない。次に、ホワイトバランスを曇天に設定すると不自然に赤味を帯びているようだ。露出補正を行えば上手く撮れているが、そのたびに露出補正するのでは面倒だ。天候や被写体により測光やホワイトバランスのオート機能がうまく効かない場合もあると考えられるので、他の条件でも比較していこう。

ホワイトバランスについてはこちらをご覧ください。
露出補正はこちらをご覧下さい。

使用感 (4/3/02)

購入して2週間が過ぎた。ここまで使ってきた感想を項目別にまとめた。ただ、3万円を切るカメラに要求することが無理な希望も書いたので、その点は割り引いてご覧ください。なお、カメラ各部の名称はこちらをご参照ください。

携帯性:
 大きさは片手ですっぽり隠れる程度で、ブルゾンのポケットやGパンの後ろポケットに入れて気軽に持ち歩ける。電池を加えた重量も重過ぎず、軽過ぎず、手頃。購入前は手ぶれしやすいのではないかと心配したが、これまでのところ手ぶれの写真はほとんどない。大きさに関しては、これ以上小さくなると操作しにくくなりそうだ。

電源のON/OFF:
 前面のレンズバリア(カバー)をスライドさせるとレンズがせり出し、フラッシュが上がる。通常は3〜4秒でスタンバイするが、1日の最初に使うときなど時間が倍かかることもある。電源を切るときはバリアを少し閉じるとレンズが格納されるので、それからバリアを完全に閉じ、フラッシュを手で押し込む。最初バリアをスライドさせるのが固いように感じられたが、慣れれば問題ない。

ズーム機能:
 ズームレバーはシャッターボタンのすぐ右にあるが小さくて多少操作しにくい。光学ズームで一番望遠にするのに2秒半ほど掛かり遅いと感じられる。デジタルズームは液晶モニタを見ながら操作する必要があるし、撮影後レタッチソフトでトリミングすれば用は足りるので、使用していない。

液晶モニタ:
 撮影画像の再生はレンズバリアを閉じた状態で液晶モニタボタンを押して行う。本体が小さいだけに液晶モニタも3.0×2.4cmと小さい。解像度は高いようだが、撮影画像がピンボケしていないか確認するには拡大表示する必要がある。3倍まで拡大できるのでピントの合い方はある程度は確認できる。 
 モニタを見ながらの撮影はレンズバリアが開いた状態で液晶モニタボタンを押して行う。但し、電池を消耗するためか、撮影後スタンバイするまで時間がかかる。フラッシュを使う場合など10秒以上かかることもあり、実用に耐えられない。撮影時のモニタ点灯は必要な時に限った方がよい。
 撮影中(レンズバリアが開いた状態)、再生するときは液晶モニタボタンをダブルクリックすることにより可能となる。このダブルクリックが素早く2回ボタンを押す必要があり、慣れないとうまくいかない。この機能は頻繁に使うのでもっと簡単に行えるように改善してもらいたい。

メニューの操作:
 フラッシュモードの切換(発光禁止、強制発光など)、マクロ撮影のON/OFF、セルフタイマーのON/OFFは十字ボタン1つで簡単に切り替えられる。画質モード(画素数)の切換、ドライブ(単写、連写、ムービー)切換などもメニューを表示させた後、十字ボタンを押せば可能だ。しかし、露出補正、測光方式切換、ホワイトバランス切換などはメニューの奥の階層にあるので面倒だ。
 このうち使用頻度が高めと考えられる露出補正を例に取ると
[OK/メニュー]-[右十字ボタン]-[右十字ボタン]-[右十字ボタン]と4回ボタンを押して露出補正モードにはいることが出来る。目的の補正値を選んだ後さらに、[OK/メニュー]を2回押して設定終了。
 もう少し簡単に設定できればよいのだが・・・。

マクロ撮影:
 マクロモードでの撮影は液晶モニタを見ながら行う仕様。撮影可能距離は20cmからなので、気を付けないと近づきすぎてしまう。液晶モニタにはターゲットマーク(ピントを合わせるときに使う十字線)が無く、小さい被写体などにピントを合わせるのが難しい。

PCへの転送速度:
 付属のUSBケーブルを使って撮影画像をPCに送る速度は10MBのデータで約27秒。今は16と32MBのスマートメディアを使用しているので、この速度なら充分。バッテリーの消耗もあまり気にならない。ちなみにフロッピーディスクアダプタの転送速度は1MBのデータで約30秒。これでは使い物にならない。

ビデオ出力端子:
 購入前には必要ないと思っていたが、これが案外便利。外出先で撮影したとき帰宅後、家族とわいわい言いながらテレビで画像を見ることが出来る。また、撮影した後すぐに大きい画面で見たいときPCを起動するよりテレビで見た方が早い。ただ、テレビで見ると輝度が明るいためか、実際の写真よりかなり明るく見える。

まだ使用期間が短いので、電池の消耗については後日レポートする。但し、ここにも書いたように充電池の使用は必須のようだ。

追記(5/25/02)
使用感についてはC-2 Zoom購入後2週間の時点で書いたものであり、私の経験の浅さから現状に合わない記載がありますので、今回一部訂正しました。

印画紙へのプリント (4/9/02)

 子供や家族の写真などプリントをアルバムに貼って残したい場合は多々ある。この場合インクジェットプリンタの出力では保存性に問題があり、やはり銀塩写真のように印画紙にプリントしてもらうのが一番だろう。近所のDPE店を調べたが、基本料が必要な店や、PCのメディアとしてフロッピーしか受け付けない店があって適当なところがなかった。そこで、WEBで調べたところ発注はネットで行い、受取は指定した店で行えるサービスが便利そうだった。出来上がりまでの日数は多少かかるが、店には1度行くだけでよい。一番近くの店でこのサービスを利用できるのが、フジカラーのパレットプラザだったので、早速発注した。

 ネットプリントサービスには、色調整を行ってくれるネットデジカメプリントと調整を行わないネットパソコンプリントの2種類がある。補正はレタッチソフトにより自分で行った方がよいので後者を選んだ。会員登録を行った後、画像をアップロードし、サイズ、枚数を入力して、受取店を指定した(基本料無料、Lサイズ1枚40円)。注文画像はプレビューできるので、間違える心配がない。仕上がりは5日後。

 出来上がった写真を見るとコンパクトの銀塩カメラと同程度のようだ。同価格帯のデジカメの銀塩プリントを見たことがないので比較は出来ないが、C-2 Zoomの3万円を切る価格を考えれば妥当な出来上がりと思われる。
 銀塩カメラは一眼レフしか持っていないので、これまで旅行に行く時は親のコンパクトカメラを借りていた。これからはC-2 Zoomを持っていき、必要な写真のみプリントすればコスト的にも安くつきそうだ。

 追記(4/25/02) トリミング画像のプリント画質
 トリミングした画像のプリント画質を調べるため、HQモード(1600×1200)で撮影した写真をちょうど半分の画素数(1134×850)になるようにトリミングしてLサイズのプリントに出した。できた写真を見ると予想していたよりきれいだった。200万画素の写真と比較すると、確かに粗くはなっているが鑑賞には堪えられる。但し、大きいサイズへの引き延ばしは苦しいだろう。


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