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焦点距離、ISO感度 (6/15/02)

焦点距離

 焦点距離とはレンズから焦点までの距離である。(そのまんまです。)
35mmカメラ(普通のフィルムカメラ、フィルムの幅が35mmだからこう呼ばれている)の標準的な焦点距離は50mmと決められており、これより焦点距離の長いレンズを望遠レンズ、短いレンズを広角レンズと呼ぶ。(望遠をテレ、広角をワイドと呼ぶこともある。)また、単焦点レンズ(焦点距離が固定)に対して、焦点距離を変えられるレンズをズームレンズと呼ぶ(例えば35〜70mmのズームレンズは途中の40、50、60mmなどの焦点距離にも変えられる)。

 焦点距離が2倍になると被写体を2倍の大きさで写すことが出来る。
一方、焦点距離が長くなるほど写る範囲は狭くなる。
写る範囲を角度で表したものを画角と呼ぶ。(広角レンズは画角が広く、望遠レンズは画角が狭い。)

焦点距離 左 37mm、中 84mm、右 387mm
左に比べ、真ん中は約2倍、右は約10倍の大きさで写る。
  

 ところが、デジカメでは機種により焦点距離が変わる。これはCCDのサイズが機種により異なるからだ。例えばC-2 Zoomの焦点距離は5〜15mm、C-2100 UZは7〜70mmである。これではどの程度の大きさで写るのかわかりにくい。そこでそれぞれの焦点距離を35mmカメラに換算して表示している。前の例ではC-2 Zoomの35mmカメラ換算の焦点距離は38〜114mm、C-2100 UZは38〜380mmである。従って、デジカメでも35mmカメラ換算の焦点距離を知っておけば十分である。

 デジカメの焦点距離でもう1つ特徴的なのは35mmカメラより遙かに短いことである。焦点距離は画像が写る部分の大きさに比例するが、35mmフィルムに比べCCDが遙かに小さいため焦点距離も短くなる。(最上位のデジカメのCCDはフィルムに近いサイズのものもある。)

 少し難しくなるが、この焦点距離の短さが、
@ピントの合う奥行きが、デジカメの方が35mmカメラより広い。(デジカメは一般的に被写界深度が深い。)
Aマクロ撮影は、デジカメの方が35mmカメラより得意である。(デジカメは簡単にマクロ撮影を楽しめる。)
というデジカメの特徴を作り出した。

ISO感度

 ISOはフィルムの感度を示す国際規格であり、数字が大きくなると感度が高くなる。以前国内ではASAという規格が使われていた。ISO 100が一般的によく使われる感度で、ISO 200はISO 100の2倍の感度(明るさ)、ISO 400はISO 100の4倍の感度となる。

 露出は絞りとシャッター速度で決定されると書いたが、実はISO感度も関係してくる。つまり、ISO感度を倍にすることは絞りを1段開くことまたはシャッター速度を1段遅くすることと同じ効果を持つ。言い換えれば、2倍のISO感度を持つフィルムを使えばシャッター速度を2倍にしても同じ明るさとなるため、手ぶれが減るわけだ。

 CCDにはフィルムのような感度はないが、デジカメでは、フィルムカメラの感覚が使えるように、電気的に感度を変えている。但し、感度を上げるとノイズが増え画質が落ちることが多い。

 なお、C-2 ZoomではISO感度を設定することは出来ないが、被写体の明るさによりISO 80と100を自動的に切り替えている。(上位の機種では設定可能。)

 
 
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