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 ここではビギナーの方を対象に写真用語の解説をできるだけわかりやすく行います。(難しいところは読み飛ばしてください。)
 ただ、私自身が素人なのでもし誤りがあれば指摘していただければ幸いです。また、内容がわかりにくければその旨書き込みしていただければ、表現の仕方を考えてみますので、感想をいただければ助かります。

 

写真、デジカメ、画像についての用語索引
 A  AE  あ      再サンプル   テレ   望遠レンズ
  AF   圧縮   撮影情報       補間
  AFロック       絞り   ドット抜け   ホワイトバランス
  CCD       斜光      ま  
  CCD抜け       シャッター速度  な      
  Exif       順光  は ハイキー    
  F値  か 開放   焦点距離   被写界深度    
      画角   ズームレンズ   ピントの合う奥行き    
      画像補間   スポット測光   ピンボケ  ら ラチチュード
  ISO感度   逆光   測光       リサイズ
  JPEG   キャパシタ  た     フォーカスロック   リサンプル
              プログラムAE   レタッチ
      広角レンズ   デジタルESP測光   ブロックノイズ   ローキー
     さ     デジタルズーム   分割測光   露出
      再生   手ぶれ   ベタ光線  わ ワイド
 
絞り、シャッター速度、露出 (6/13/02)

C-2 Zoomでは絞りやシャッター速度を設定することは出来ない。しかし、写真の基本的なことであり、私のホームページでも頻繁にでてくる用語なので最初に取り上げた。

絞り

 絞りとは光が入る穴の大きさを調節してフィルムやCCD(デジカメで光を電気に変換する素子)に当たる光の量を調節することをいう。人間の目の瞳(瞳孔)と同じ働きをしており、明るいところでは広がり、暗いところでは縮む。

 絞りの単位はF値が使われ、以下のような数字で表される。(表示はカメラにより異なる場合があります。)
   ・・・, 2, 2.8, 4, 5.6, 8, 11, 16, 22, 32, ・・・
       多い ← 光量 → 少ない
       開く ← 絞り → 絞る

一眼レフカメラの絞り;左 F3.3、中 F8、右 F22
  

 F値が小さいほど光が通る面積が広く(光量が多い、つまり明るい)、大きいほど面積が狭い(光量が少ない、つまり暗い)。また、F値を小さくすることを「開く」、大きくすることを「絞る」と呼ぶ。

 F値と明るさが反比例の関係にあることやF値が中途半端な数字であるためわかりにくいかもしれない。
少し難しいが、F値は焦点距離(f ;後日解説するが、長いほど望遠、短いほど広角となる)、絞りの直径(d)と次のような関係がある。

F = f / d

 入る光の量は穴の面積に比例する(絞りの直径の2乗に比例)。結果として光量はF値の2乗に反比例することになる。このためF値は√2倍ずつ増えていく。
 また余談だが、焦点距離の長いレンズ(望遠)ではF値が大きくなる(暗くなる)ことも上の式からご理解いただけるだろう。

 重要なのは絞りを1段絞ると(例えば4から5.6)、明るさが半分になり、逆に1段開くと明るさが倍になるということだ。

シャッター速度

 シャッターはフィルムやCCDに光が当たる時間を調節する働きをする。シャッターが開いている時間だけ光が入り、開いている時間をシャッター速度と呼ぶ。通常使われているシャッター速度は以下の通り(単位は秒)。

  ・・・,2,1,1/2,1/4,1/8,1/15,1/30,1/60,1/125,1/250,1/500,1/1000 ・・・
         多い ← 光量 → 少ない
         遅い ← 速度 → 速い

一眼レフカメラのシャッター速度目盛り
「1/」は省略されている

 シャッター速度が遅いほど光量が多く(明るい)、速いほど光量が少ない(暗い)。また、シャッター速度が1段速くなれば(例えば1/125秒から1/250秒)、明るさは半分、逆に1段遅くなれば明るさは倍になる。

 シャッター速度が速いと動きのあるものを止めて撮ることが出来、逆にシャッター速度が遅いと動きを強調したり水が流れる様子を表現できる。

 シャッター速度が遅い場合の問題点は手ぶれしやすいこと。一般には「1/焦点距離」秒以下で撮る(例えば50mmなら1/60秒以下)場合は手ぶれしやすいと言われているが、初心者はもっと速いシャッター速度でも手ぶれしやすい。三脚を使うか、カメラをしっかりと構える必要がある。

露出(露光)

 露出とはフィルムやCCDに光を当てることを言い、その程度は絞りとシャッター速度により決定される。絞りは光が入る面積を決め、シャッター速度は時間を決める。
被写体の明るさや色を正しく再現できたときを「適正露出」と呼ぶのに対し、明るすぎると「露出オーバー」、暗すぎると「露出アンダー」と言う。

(但し、適正な露出というのは撮影意図や個人の感じ方により変わるので、絶対的な基準ではありません。)

左 露出オーバー、中 適正露出(多分)、右 露出アンダー
  

 今のほとんどのカメラは明るさを測って絞りとシャッター速度の組み合わせを決める自動露出(AE)機能を持っている。但し、適正露出の組み合わせは1通りではない。

 例えばF4、1/250秒の組み合わせとF 5.6、1/125秒の組み合わせでは同じ明るさになる。
(絞りがF4→5.6と1段絞って半分の明るさになるが、シャッター速度が1/250秒1/125秒と1段遅くなって倍の明るさとなるため、トータルでは同じ明るさ。)

 (明るさに関しては絞りを1段開くこととシャッター速度を1段遅くすることは同じと覚えればよい。)

 多くの組み合わせの中から各カメラに組み込まれたプログラムに従って1つの組み合わせが選ばれる。(なお、機種によっては風景に適した「風景モード」、ポートレートに適した「ポートレートモード」など複数のプログラムAEを持つものもある。)

 同じ明るさならば同じ写真かといえば、絞りによってピントの合う奥行きが変わったり(後日解説予定)、シャッター速度によって動きの捉え方が変わるため、写真の雰囲気が大きく変わる場合がある。このため上位の機種には絞りを選択できる絞り優先AEやシャッター速度を選択できるシャッター速度優先AEなどの機能が搭載されている。

 AE機能が正しく働かない場合や意識的に露出を変えたい場合は露出補正を使用する。ほとんどのデジカメには-2.0から+2.0までの露出補正機能が備わっている。+側の補正は明るくなり、−側の補正では暗くなる。(+1.0で2倍の明るさ、+2.0で4倍の明るさ、−はその逆)

 AE機能が正しく働かない場合の代表例として、白い被写体と黒い被写体がある。白い被写体はアンダーになりやすいため+側の補正を、黒い被写体はオーバーになりやすいため−側の補正を行う方がよい。(白い被写体の例はこちらへ

 なお、デジカメの露出補正では、絞りは固定でシャッター速度を調整する機種がある。。+側の補正時にはシャッター速度が遅くなる(+1.0の補正でシャッター速度が半分になる)ため、手ぶれに注意が必要だ。

 
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